社会科の本

●「新潮社」さん,「角川書店」さん,「PHP文庫」さん,「双葉社」さん,「河出書房新社」さん,「アガリ総合研究所」さん,「中経出版」さん,
「洋泉社」さん表紙画像の許可ありがとうございます。
●表紙は,昔読んだ本もあるので,現在,販売されているものと違うのもあります。
  
北海道学 「北海道学」県民学研究会編著

…歴史,食べ物,風土など,様々な分野から北海道を紹介しています。
特に,「北海道の人脈・有名人」では,松浦武四郎榎本武揚クラークなど,ぜひ,北海道の小・中学生に知ってほしい人物が分かりやすく紹介されています。
表紙画像(C)株式会社洋泉社 
「誰も書かなかった日本史その後の謎」雑学総研著

…教科書に登場した様々な人物の「その後」のエピソードが詰まっています。
歴史好きな人が,ますます歴史を好きになる本だと思います。気軽に読んで歴史を楽しめる一冊です。
表紙画像(C)株式会社KADOKAWA 中経出版・中経の文庫 
幕末維新88のエピソード 「幕末維新88のエピソード」高杉俊一郎著

…坂本龍馬,高杉晋作,西郷隆盛など,幕末に活躍した人物の魅力,生き方,知られざるエピソードが詰まっています。
坂本龍馬のブーツとジョン万次郎の意外な関係など,維新の舞台裏がわかります。
表紙画像(C)アガリ総合研究所 
遠き落日 「遠き落日」(野口英世) 渡辺 淳一著

…細菌学者,黄熱病研究で有名な野口英世についての伝記小説。映画化もされました。
福島県の母とのやりとりが興味深く,彼の実像に迫る作品です。
表紙画像(C)角川書店 
桜田門外ノ変 「桜田門外ノ変」(江戸時代)吉村 昭著

…幕末の1860年,大老の井伊直弼が殺害された「桜田門外ノ変」が起こりました。
桜田門外ノ変における襲撃現場の指揮者,関鉄之介を主人公に安政の大獄,尊皇攘夷運動,…が描かれています。
橋本左内をはじめ,幕政改革を目指した人々が激動します。長編だけど読み応え十分。
「尊皇攘夷運動」とは?の質問に答えてくれる一冊です。
表紙画像(C)新潮社
江戸の庶民の朝から晩まで 「江戸の庶民の朝から晩まで」(江戸時代)

歴史の謎を探る会 著
…「江戸の庶民は,何を食べ,どんな身なりだったのか?」,「江戸の庶民の財布をのぞいてみれば…」など,本を読むと,江戸時代の庶民の生活が暮らしぶりが想像できます。長屋の家賃や散髪屋の値段など,社会科の歴史が楽しくなりますよ。
表紙画像(C)河出書房新社
江戸の武士の朝から晩まで 「江戸の武士の朝から晩まで」(江戸時代)

歴史の謎を探る会 著
…武士の給料や結婚事情,暮らしぶりや仕事の様子がよくわかります。
「大名行列で出会った時にすれ違う方法」,「武士は,一度も会わずに結婚する?」なんかは,とてもおもしろかった。
楽しくて,一気に読んで歴史が好きになりますよ。
表紙画像(C)河出書房新社
学校では習わない江戸時代 「学校では習わない江戸時代」(江戸時代)山本 博文著
…武士の常識や出世方法,江戸時代の危機管理や司法制度など,「へぇ~」が連発。
学校で習った人物や出来事の実際を知る楽しい本。ちょっと小中学生には,難しいかな?
表紙画像(C)新潮社
バカ殿様こそ名君主 「バカ殿様こそ名君主」(江戸時代)山本 博文著

…「江戸の常識は,今の非常識」ということで,「大名の仕事は,2時間で終わるヒマな毎日」「武士の服は完全オートクチュール」「抜くに抜けない武士の刀」「究極の料理は町人が食べる」…など,学校の勉強で教えてくれない江戸時代の人々の暮らしがわかる本です。
面白くて,一気に読んでしまいますよ!
表紙画像(C)双葉社
「大黒屋光太夫」 吉村 昭 「大黒屋光太夫」(江戸時代)吉村 昭著

…伊豆の船乗りだった大黒屋光太は,1782年,船の遭難でアリューシャンに漂着し,苦難の末,シベリアを横断する。
その後,首都ペテルブルグに行き直接ロシア皇帝エカテリナに帰国を要望して,1792年ラックスマンとともに日本(根室)に戻ってきます。
鎖国時の日本で,世界を見た日本人の話。
表紙画像(C)新潮社
雄気堂々 城山三郎 「雄気堂々」(渋沢栄一:幕末~明治)城山 三郎著

…近代日本最大の経済人といわれる渋沢栄一の生涯を描く。
農民から一橋慶喜に仕え,明治維新後,株式会社を日本に作るなど実業界に活躍。
幕末から明治にかけての歴史をダイナミックに生きた人物伝。長期休業中に上下巻読んでみてはいかがですか?
表紙画像(C)新潮社
アメリカ彦蔵 吉村昭 「アメリカ彦蔵」(ジョセフ=ヒコ:開国~幕末)吉村 昭著

…漂流民としてアメリカや清国に渡り,やがて日本に通訳として,日米外交を行うジョセフ=ヒコの生涯を描く歴史長編小説。
漂流民達が経験した鎖国下日本への帰国の難しさや開港から幕府崩壊に至る激動の日本を,知ることができます。
横浜の外国人達の様子や南北戦争と日本の関わりがおもしろい。
ジョセフ=ヒコは,日本人として初めてアメリカ大統領に謁見した人物でもあり,日本初の新聞の発行者でもあります。
表紙画像(C)新潮社 
画像使用
不許可
「夜明けの雷鳴」(幕末:パリ万博・函館戦争)吉村 昭著

…幕末に渡欧し,医学を学んだ医師「高松凌雲」の生涯を描いた小説。
やがて,帰国した凌雲は,幕臣として函館戦争に巻き込まれていきます。五稜郭を初め,函館病院や碧血碑,江差・松前での戦いと,北海道に関係する場所がたくさん出てきます。幕末の世の中の動きを,別な角度から見るために。
文春文庫
榎本武揚 幕末・明治二度輝いた男 「榎本武揚」(幕末~明治)満坂太郎著

…幕末の幕僚で明治新政府では,外交官として活躍した榎本武揚の伝記。
サブタイトル「幕末・明治,二度輝いた男」がよくわかる本です。
榎本武揚は,函館五稜郭戦争の中心人物で,開拓使の仕事や外交時代に「千島樺太交換条約」を結ぶなど,北海道にも関連の深い人物です。彼が率いた幕府艦隊の旗艦が,江差に眠る「開陽」です。表紙画像(C)PHP文庫 
大谷光瑞の生涯 「大谷光瑞の生涯」(中央アジア探検)津本 陽著

…実は,社会科の教科書には出てこない人物なので,成績には結びつかない本?
20世紀初頭,中央アジアの仏教遺跡の探検を行った,浄土真宗のお坊さんの話。波瀾万丈の探検とその行動がおもしろい。
トルファン,ロプノールなど,なかなか今の中学校の授業で取り上げられないので,長期休業中にぜひどうぞ。

表紙画像(C)角川書店 
ニコライ遭難 「ニコライ遭難」(大津事件)吉村 昭著

…1891年,ロシア皇太子ニコライが来日した際に,滋賀県大津にて,沿道警戒中の巡査津田三蔵に斬りつけられ負傷した事件。
当時大国であったロシアの皇太子の負傷に,日本中が騒然となります。
ニコライは,後の日露戦争の時の皇帝。大審院裁判官の児島惟謙は,公民の「司法の独立」で有名です。
また,西南戦争の西郷隆盛の話も出てきます。表紙画像(C)新潮社 
ポーツマスの旗 「ポーツマスの旗」(日露戦争・ポーツマス条約)吉村 昭著

…1904年からの日露戦争の講和条約「ポーツマス条約(1905年)」をあつかった作品。
日本首席全権は小村寿太郎,ロシア首席全権はウィッテ。両者の国内外情勢を背負った駆け引きがおもしろい。

小村寿太郎は,日英同盟・条約改正・韓国併合にも関係する人物です。
表紙画像(C)新潮社 
落日燃ゆ 「落日燃ゆ」(極東軍事裁判)城山 三郎著

…外務大臣を経て,第32代首相になった広田弘毅を中心にした伝記小説。松岡洋右,東条英機,吉田茂などの人物も登場します。
戦争に至るまでの日本の流れ,東京裁判での戦争責任について,じっくり考えさせられる作品です。
何度も読み直したので,もう表紙はボロボロ状態です。
表紙画像(C)新潮社 
冬の鷹 「冬の鷹」(「解体新書」・前野良沢) 吉村 昭著

江戸中期の蘭学医者の前野良沢についての本。
オランダ語を学び,長崎で研究。杉田玄白らとともに,蘭書「ターヘル‐アナトミア」を共訳,「解体新書」と名づけたのですが,中学教科書には,杉田玄白の名前はあっても,前野良沢の名前は出てきません。杉田玄白との対比がおもしろい。
表紙画像(C)新潮社 
八甲田山死の彷徨 「八甲田山死の彷徨」(日露戦争) 新田 次郎著

日露戦争の実験に行われた,東北の八甲田山で行われた「雪中行軍」の話。
厳冬期の冬山で199名の死者を出す大事件となります。冬山の自然の恐ろしさを感じます。
教科書には出てこないけど,東北地方への修学旅行に行く前に,読んでほしいなぁ。映画にもなっています。
表紙画像(C)新潮社 
生麦事件 「生麦事件」(幕末の外交) 吉村 昭著

1862年,島津久光の大名行列が生麦村にさしかかった際,イギリス人が騎馬のまま行列の前を通過しようとしたのを怒り,従士が殺傷した事件。これにより薩英戦争の原因となりました。
「尊皇攘夷」・「公武合体」・「薩長連合」など幕末には難しい言葉が出てきますが,言葉の意味がわかってくる本です。
西郷隆盛,伊藤博文,木戸孝允などなど,教科書に登場する人物が活躍します。
表紙画像(C)新潮社 
辛酸 「辛 酸」(田中正造,足尾鉱毒事件) 城山 三郎著

足尾銅山の鉱毒公害事件を訴え続けた,田中正造の生涯を描いた伝記小説。
「辛酸」は,田中正造が好んで書いた文字だそうです。明治日本の近代化による日本最初の公害問題を克明に描いています。
この小説は,1961年に発表されたものなので,後の高度成長にともなう様々な公害問題発生以前ということになります。
表紙画像(C)角川書店 
海と毒薬 「海と毒薬」(太平洋戦争) 遠藤 周作著

戦争末期にあったの米軍捕虜の生体解剖実験を小説にしたもの。戦争という中の人間の異常心理を描いています。
表紙画像(C)新潮社 
蒼き狼 「蒼き狼」(チンギス=ハン) 井上 靖著

モンゴル帝国のチンギス=ハンが主人公の小説。前半の部分では,モンゴルの草原地帯が頭に浮かんできます。
後半は,広大な土地を征服していく様子が克明に描かれています。「元寇」の学習の前に,読むといいかな?昭和35年の作品。
表紙画像(C)新潮社